はじめに
お金で得られないものをいくつも持つことがハッピーになるのではないか? そんな風に感じたことを書いたコラムです。
幸せになるお金のあるなしは、幸せの尺度としてよくみられます。しかし、お金をたくさん持っているからといって幸せになるとは限りません。では、何を持つことで幸せになるのか考えてみたいと思います。
【哲学】自分は何のために生まれてきたのか
自分のすべきこと、できることを明確にすると人はとてもラクな気持ちになれます。やるべきことが決定しているので、それを続けるだけでいいからです。
ラクとは楽と書くように楽しい時間が過ごせることを意味します。成功し続ける芸能人は、人を楽しませることが自分の楽しみであると言います。
人からどうみられるか、そのことばかりの自己中心的な人は、なかなか社会と馴染むことさえできないのですね。
この理由で私はこれをするのだ。そうした自分の哲学を持っているのが幸せの第一歩です。
【美学】自分の基準を持つこと
日本人は右へならへ。周りを見て出方を決める人が多いといわれます。誰かの基準に従うとでもいうのでしょうか。でも、なかには厳密に自分の基準を決めている人がいます。
あるファッション関係の人へインタビューしたときのことです。その人は「ファッションは自己表現だから着心地なんて関係ないんだ」と言います。
また、ある人は太っている自分が嫌いだ。という理由で食事制限をしています。自分が決めたことを自分で守るのは、まさに美学ですね。
【愛情】情けは人のためならず
人に情けをかけると、巡り巡って、自分に返ってくるという格言です。愛情少ない人生を歩んだという人も少なくありません。でも、それは本人が知らないだけで、いろんな愛情をうけているのかもしれません。
社会ができたのは、いろんな人がもっと良くしようと思ったから。無料で教育を受けられるのも誰かがそうした方が良いと思ったから。そこには何かしらの愛情があったはずです。また、愛情は、お金では買えません。それはお金がなくてもいくらでも人に与えることができます。愛を与える練習をしてみましょう。
それは、人を憂うことからはじめます。気にかけたり、心配(やりすぎ注意)したりするのです。人を憂うと書いて優しい。文字通り、優しい人からはじめます。
【仕事】歩いたことのない道
仕事には2つの種類があります。できることを繰り返すことと、できないことに挑戦すること。どちらにも仕事の面白さはあります。仕事によってはどちらも経験することがあるでしょう。仕事を持っているということは、それがどんなものでも自分の進歩につながるのです。
ここでいう仕事とは、収入を得ることだけを指しません。誰もが、何かに取り組んでいます。それが、熱狂できるものであれば理想ですが、そうでなくても構わないのです。いつの時も仕事に全力で取り組み、真剣に見つめると道は拓けます。
おわりに
遅まきながら「俺か、俺意外か」ローランドの生き方を読んで感じたことです。同氏はお金も持っているでしょうが、それ以上にお金では得られないものをたくさん持っている。だから成功することができたのではないでしょうか。人生のヒントが詰まっています。
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