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今、注目される新しい仕事と職業30選!DX時代の波に乗ろう!

ネット時代に注目される新しい仕事
プロフェッショナルな仕事に就く

  1. はじめに
  2. ネットを使った新しい仕事
    1. 動画クリエイター
      1. コンテンツ制作の要、結婚式でも引っ張りだこ
    2. クラウドワーカー
      1. 在宅作業の案件多し、文字を入力できればOK
    3. ライバー
      1. ライブ動画を上げ、ファンから投げ銭をもらう
    4. YouTuber
      1. 手軽に番組をクリエイト、人気職業No.1
    5. VTuber
      1. ヴァーチャルキャラになりきって動画を配信
    6. SNSディレクター
      1. 企業のSNSマーケティングを指揮する
    7. アフィリエイター
      1. ブログに広告を載せるだけでお金が入る
    8. eスポーツプレイヤー
      1. ゲームのスキルでつかむ、億単位の賞金
    9. ゲーム実況者
      1. 好きなゲームで紹介してお金を稼ぐ
    10. SNSインフルエンサー
      1. SNSで人を動かし、トレンドを生み出す
    11. VRアーティスト
      1. ヴァーチャル空間で表現活動を行う新分野
    12. Webライター
      1. 家にいながら働ける、稼げる、文字の仕事
    13. インフルエンサー
      1. フォロワーとの絆が、何よりの武器
    14. ARデザイナー
      1. 新しい時代のニーズがこれから見込まれる職種
  3. DX時代に注目されている仕事
    1. AIエンジニア
      1. AIを使って企業を支える、社会に貢献する
    2. ビジネスアーキテクター
      1. ITを活用したビジネス戦略を考案する
    3. データサインティスト
      1. 情報の海で舵を切る、ビッグデータ時代の船乗り
    4. サイバーセキュリティスペシャリスト
      1. サイバー攻撃を阻止する、正義のホワイトハッカー
    5. UI/UXデザイナー
      1. 需要、急拡大!デザインの最先端を仕事に!
    6. ITストラテジスト
      1. ゆくゆくは、企業の情報システム責任者
    7. システムアーキテクチャー
      1. ステップアップで高度なエンジニアへ
  4. 独立や開業などで活躍できる仕事
    1. チューター
    2. ファンドレイザー
    3. トラックメイカー
    4. コンセプター
    5. デジタルキュレーター
    6. ファシリテーター
    7. インタープリター
    8. オプトメトリスト
    9. ショコラティエ
  5. おわりに
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はじめに

デジタル時代を迎えてさまざまな新しい仕事が誕生している。本記事では、特にインターネットやIT業界で誕生している、あるいは新しい仕事として需要が増大している注目すべき30種類の職種を紹介する。

仕事の意欲はあるけれど、やりたい職種がわからない。どんな業種が自分にあっているかわからない。そう感じることはないだろうか。そんな人ほど、ここで紹介しているような新しい仕事にチャレンジしてほしい。

特に新しい仕事や携わる人が少ない仕事は、多くの人が、その価値に気付く前にその道のプロになれば、業界での第一人者になれるはず。もちろん、自らが新しい仕事を作るのもありだ。そうすれば、その業界のオーソリティになることができる。

視野を広げていろいろな職種をみてみよう。求人誌だけにとらわれず、こんな仕事があれば!の発想で考えれば自分にぴったりの仕事が見つかる(創れる)はずだ!!

今回は、そんな今、注目の新しい仕事として活躍の場が期待できるものをピックアップした。副業から始められるものも中にはある。

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ネットを使った新しい仕事

動画クリエイター

動画クリエイター
動画クリエイターは人気の職種

Youtubeなど動画サイトの動画制作に関わるクリエイター。

コンテンツ制作の要、結婚式でも引っ張りだこ

映画やドラマ、アニメ、CM、企業PR、広告などの動画制作に携わる人を、「動画クリエイター」という。

私たちが普段テレビやネットで視聴するいろいろな映像をつくる仕事だが、担当業務によって色々な立場があり、制作者と技術者の2つに大別できる。

制作者は、企画や予算を含む動画制作全体を管理するプロデューサー、その下で具体的な制作の方向性などを考えるディレクターなど。

一方、技術者は、カメラマンをはじめ映像編集や音響調整の担当者、CGデザイナーといった実際に動画をつくっていく人たちのこと。動画クリエイターといえば、この技術者の仕事をイメージする人も多いだろう。

フリーランスの副業としては、企業のマーケティング動画やストリーミングサービス動画(You Tubeが有名)、結婚式や卒業式で使われるイベント動画などの制作代行が一般的だ。

動画作成のスキルを身につけたうえで、案件を紹介してくれるエージェントサービスやクラウドソーシングサービスを利用しよう。また、動画素材サイトやSNSに自作品をアップし、販売につなげるという方法もある。

クラウドワーカー

クラウドワーカー
クラウドサービスを使った新しい働き方でもある

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドサービスのみで仕事受注するプロ。

在宅作業の案件多し、文字を入力できればOK

「クラウドワーカー」は、クラウドソーシングで受注した仕事をこなすワーキングスタイルだ。クラウドソーシングは様々な仕事を紹介してくれるサービスで、「クラウドワークス 」や クラウドソーシング「ランサーズ」 が有名。

仕事を頼みたいクライアントと仕事をしたいワーカー、両者のニーズをつないでくれる。お互い、必要最低限のコミュニケーションで済み、場所や時間に縛られず働ける。

仕事内容は、商品・サービスのコピーや音声の文字起こし、データ入力といったライティングから、ホームページや資料のデザイン、プログラミングまで幅広い。

デザインやプログラミングは専門スキルが必要だが、ライティングも特定分野(製造業や医療など)の知識が求められる場合がある。

まずは副業で始めてみて経験を積み、軌道に乗ったところで専業への切り替えを検討すればいい。最初は単価が低くても、数をこなして経験値と信頼度を上げれば単価の高い仕事も受注できるようになる。

いきなり割の良い仕事を期待せずに実績を積むことが、いっぱしのクラウドワーカーになるための近道だ。

ライバー

ライバー
ライブ配信という新しいスタイル

動画配信のなかでもライブを中心に活動する。

ライブ動画を上げ、ファンから投げ銭をもらう

動画配信の中でもライブを中心に活動するのが「ライバー」だ。ライブ配信に特化したアプリを使い、視聴者の投げ銭で収入を得る。配信内容はトークや朗読、歌にダンス、楽器演奏、メイク、エクササイズなど多種多様。

人を誹謗中傷したり出会い目的で使用したりと規約違反をしなければ、基本的に自由に配信できる。

自分の認知度を上げることで芸能界へのステップアップをめざす人もいて、実際に雑誌や広告、番組、イベントなどへの出演機会が増えるケースもある。

収入は、前述の通り視聴者からの投げ銭だ。動画を気に入った視聴者はアプリを通じて金銭を支払う。そのお金がライバーの報酬となる。

You Tubeなどにも同様のシステムがあるが、ユーチューバーとライバーは厳密には違う。ユーチューバーの収入源のメインは広告。

そのため視聴回数に収入額が左右されるが、ライバーの収入はあくまでも視聴者(ファン)の好意に基づく。

配信したい内容が決まったらアプリをインストールしてみよう。多くの芸能人も参加している「SHOWROOM(ショールーム)」や「ツイキャス」、DeNA運営の「Pococha(ポコチャ)」などが有名で、どれも無料で利用できる。

YouTuber

YouTuber
子供から高齢者までさまざまなyoutuberが誕生している

Youtubeでチャンネルを持ち、定期的に動画を投稿することに関連する収入を持つ。

手軽に番組をクリエイト、人気職業No.1

You Tubeでチャンネルを持ち、定期的に動画を投稿して収入を得る人をYou Tuber(ユーチューバー)という。

主な収入源は広告で「YouTubeパートナープログラム(YPP)」に申し込み、チャンネル登録者数や視聴回数などの条件をクリアすると、広告収益を得られるようになる。

副業に向いている理由のひとつが、初期投資が比較的少なくても済むこと。本格的な機材がなくても、スマホと動画編集ソフトさえあれば作品を投稿できる。

撮影場所が自宅なら、ロケーション費用もかからない。動画の撮影・編集には手間が要るが、一度アップした動画が人気になれば、継続的に広告収益が入り続ける可能性がある。

娯楽や教養、動物など、幅広いジャンルの動画がアップされていることは、You Tubeを見たことのある人なら分かるはず。

形式も、テレビ番組タイプから音声のみのラジオタイプ、リモート通話などを公開する実録タイプなど多種多様。副業You Tuberの場合、広告収入は雑所得とされ、その額が年間20万円を超えると確定申告が必要だ。

VTuber

Vチューバ
バーチャルキャラクターで人気が出る

バーチャルユーチューバーのこと。

ヴァーチャルキャラになりきって動画を配信

ヴァーチャル(virtual)ユーチューバーの略語であるVtuberは、2Dや3DCGのキャラクターをアバターとし、架空のキャラクターになりきって動画を配信する仕事だ。

You Tuberやライバーと違い、配信者本人が姿を見せることはない。モーションキャプチャーやリップシンクなどの技術を用いる点が特徴で、配信者の動きをリアルタイムで再現するライブ配信が人気。

近年は個人だけでなく製薬会社や出版社、葬儀会社などの企業、地方自治体にもVtuberは採用されており、テレビ局によってはアナウンサーにも起用している。

仕事としての魅力は、なりたい自分になれること。女の子のビジュアルながら声は男性というキャラも珍しくない。そんな魅力もあってか、Vtuberは8000人以上はいるとされる。

広告収益の仕組みはYou Tuberと基本的には同じ。チャンネル登録者数10万人で月収10万円が目安だ。

動画を制作・配信するためには、キャラクターを設計するモデリングソフトやゲームエンジン、自分の動きをコンピュータに反映させるヘッドマウントディスプレイなどを使うが、手軽に始めるための無料アプリも存在する。

SNSディレクター

SNSディレクター
企業内にもSNSディレクターは出てきている

企業などのSNSを管理運営するのがSNSディレクターだ。

企業のSNSマーケティングを指揮する

企業などのSNSアカウントを管理運営する仕事が、SNSディレクターだ。TwitterやFacebook、Instagram、LINEなどのSNSを使って企業の広報やブランディングを統括し、消費者や顧客からのコメントにも対応する。

投稿する記事の執筆や、画像の撮影・編集だけでなく、エゴサーチによるユーザーの反響や業界の動向なども把握しながら、その都度SNSマーケティングの効果を検証し、必要に応じて改善策を実施していく。インバウンドマーケティングが主流となっていく今後の社会で、重要な役割を担っているといえるだろう。

「SNSディレクター」そのものを募集している会社も増えてきたが、どちらかというと、Web業務の一貫としてSNSディレクションを行う兼任のパターンが一般的。

広報部門にSNSディレクターのチームが組まれている場合もあるし、SNS運用の代行業者もSNSディレクターを募集している。

求められるスキルとしては、各種SNSを使いこなす能力やライティング能力、写真や動画の撮影・編集技術、プロジェクトの計画性、そしてコミュニケーション能力だろう。

消費者目線に立てる思考力や、インターネット環境のアップデートに敏感な姿勢も必要だ。

アフィリエイター

アフィリエイター
アフィリエイターの需要は減らない

サイトで商品を紹介することで収入を得る職業。

ブログに広告を載せるだけでお金が入る

Webサイトで商品を紹介することで収入を得る職業を、アフェリエイターという。ブログやホームページ、メールマガジンなどに広告を掲載し、その広告を通じて商品が購入されると報酬を受け取ることができる。

クリック数に応じて報酬が発生するアドセンスや、掲載することで一定額が支払われる純広告などさまざまなWeb広告がある中で、アフェリエイトは最終的に商品が売れて初めて報酬をもらえる。

そのため確かな成果を得るまでに時間がかかりがちだが、成功すれば高収入が見込める広告といえる。

アフェリエイトを始めるために、特別な準備は必要ない。ブログを執筆できるパソコンあるいはスマホ、インターネット環境などがあれば大丈夫。

まず自分でWeb上にブログを開設し、アフィリエイトサイトに登録すれば、早速あなたもアフェリエイター。

副業で取り組むくらいの規模なら、アフェリエイトのランニングコストは年間で数千円で済む。このような手軽さ、リスクの低さが、アフェリエイターのメリットだ。

eスポーツプレイヤー

eスポーツ
ゲームの枠を超えてさまざまな場所で活躍できる。

「eスポーツアスリート」などとも呼ばれる。ゲームをすることで賞金を獲得して生計を立てる。

ゲームのスキルでつかむ、億単位の賞金

eスポーツプレイヤーとはゲームをすることで賞金を獲得する職業で、「eスポーツアスリート」「プロゲーマー」とも呼ばれる。娯楽の一ジャンルだったゲームは、近年、ゲーム対戦の競技=eスポーツとして市民権を得るようになった。

国内外で多くの大会が開催され、賞金も億単位に及ぶなどeスポーツ界は活況を呈している。10代20代で活躍する選手も珍しくなく、今や小学生がなりたい職業の上位にランクインするほどだ。

eスポーツプレイヤーのプロライセンスは、日本eスポーツ連合が発行し、ゲーム大会などの上位成績者に与えられる。

有効期限は2年間、講習を受け更新できる仕組みだ。プロライセンスを取得すると、1,000万円以上の高額賞金を受け取れるようになる。

ただ、eスポーツ一本で生計を立てている人は一握り。プロの世界でしのぎを削るには努力が必要で、ゲーム好きというだけでは難しい。そこで、副業として始めてみることをおすすめしたい。

まず、好きなゲームジャンルのコミュニティーに所属する。お互いに情報交換しながら腕を上げ、日本eスポーツ連合主催の大会などに出場し、経験を積む。頭角を現せばスポンサーが付くかもしれない。

eスポーツプレイヤーのほかにも、ゲームブロガー(広告収入)やゲームライター(原稿料)、ゲームアドバイザー(クラウドワーク)、そして次に紹介するゲーム実況者などの仕事がある。ゲームスキルを活かして副業をしたい人は検討してみてほしい。

ゲーム実況者

ゲーム実況
ゲーム実況が仕事になる。その本質は人を楽しませること。

Youtubeなどで、ゲームを実況する人。主に自分でプレイしながら解説する。

好きなゲームで紹介してお金を稼ぐ

ゲームをプレイしながら解説する動画を配信し収益を得る人を、ゲーム実況者という(この記事ではYou Tube配信について述べる)。

収入源は、動画広告やスーパーチャット(投げ銭)、企業案件など。確実に報酬を得られるのは企業案件だが、受注するには有名になる必要がある。

ゲーム実況を始めるハードルはそれほど高くない。一から動画をつくるわけではないし、必要な機材もパソコンか家庭用ゲーム機、スマホ、欲をいえばマイクやグリーンバックなどがあれば済む。

ただ、参加障壁が低い分、ライバルは多い。

パソコン、ゲーム機、スマホのどれを選べばいいかは、配信したいゲームジャンルや、配信スタイルによる。

ざっくりいうと、パソコン特にゲーミングPCならスペックの高いソフトを快適にプレイ・配信しやすいし、チャットなどで視聴者とコミュニケーションも取りやすい。

つまり手軽に配信したいならスマホやゲーム機を、配信クオリティーにこだわるならパソコンを使用するといい。

ゲームの面白さを伝えることが基本だが、著作権やネタバレには注意しよう。また、コメント欄が荒れないようにする工夫(なだめる、無視する等)も必要だ。

SNSインフルエンサー

SNSインフルエンサー
インフルエンサーのなかでもSNSに特化して活動する

SNSで数万人mあるいは数百万人規模でフォロアーがおり、フォロワーに対してなんらかの影響力を持つ人。

SNSで人を動かし、トレンドを生み出す

人々の考えや行動に影響をもたらす人をインフルエンサーと呼ぶ。中でもSNS発信に影響力があり、多くのフォロワーを抱える人がSNSインフルエンサーだ。

SNSインフルエンサーの収入源は①PR寄稿、②メディア寄稿、③ブログ。①は企業の商品をSNSで紹介する。単価は1フォロワーあたり1円が相場。

依頼を受けるには求人サイトから応募するか、企業から受注する。フォロワーが一定数を超えると企業から注目され、PR投稿を依頼するメッセージが来るようになる。

②はWebメディア記事への寄稿で、約1000文字1万円が相場。連載を持つインフルエンサーもいる。受注方法はメディアから依頼されることが多い。

③はブログによるアフェリエイト。記事を通して商品が売れれば紹介料がもらえる。商品価格10%前後が一般的だ。

SNSインフルエンサーとして成功するには、フォロワー数を増やす、あるテーマに特化する、読みやすく(見やすく)する、この3つがポイント。

フォロワー数は企業案件が来るようになる「1万人」を目安に。美容といえば○○さんというふうに、特定のジャンルに強いと覚えてもらいやすい。

SNSメッセージや記事は画像も使って見やすいようにしたり、多くの人がチェックしやすい正午前後や日没後に投稿するなど工夫しよう。

VRアーティスト

VRアーティスト
メタバースなどはこれからの活躍の場になるに違いない

VRアーティストとは、VR(仮想現実)空間で、さまざまな技術を用いてアート作品を創作する次世代のクリエイター。

ヴァーチャル空間で表現活動を行う新分野

VRアーティストとは、VR(ヴァーチャル・リアリティ=仮想現実)空間で、さまざまな技術を用いてアート作品を創作する次世代のクリエイターである。

VRアートは、ゲームなどのエンタメ分野で発展してきたVR技術をアートに活用する新しい芸術分野だ。

SNSや動画サイトに投稿して作品を発表したり、イベントでライブパフォーマンスをしたり、企業とのコラボレーションで作品を制作したりと、活躍の幅は広がりつつある。

2021年にはせきぐちあいみ氏のNFTコンテンツが約1,300万円で落札され、VRアートへの認知が広がるとともに、彼女はVRアーティストの第一人者として注目を浴びるようになった。

アーティストとして国内外で個展を開いている人もいる。今後、コンテストも増えていくだろう。

VRアートを行うには、VRペイントアプリや3Dペン、ヘッドセットに加え、VRを快適に再生できるスペックをそなえたパソコンが必要。

そういった機材やツールを使いこなすスキルだけでなく、VRアーティストとして活躍するには、独自のアイデアやセンス、最先端の技術にアンテナを張る好奇心なども求められる。

Webライター

Webライター
Webライティングはマーケティングにも必須の技術だ。

Webサイトの文章を作成することで収入を得るライターのこと。

家にいながら働ける、稼げる、文字の仕事

WebサイトやWebメディアの文章を書いて収入を得るのが、Webライター。企業のホームページやオウンドメディア、ポータルサイトのコラムや用語集の記事、ネット広告やECサイトのコピーなどさまざまな文章を作成し、クライアントに原稿を納品する。

Webライターの種類はさまざまで、社内の宣伝広報部などに所属するライターや、ライティングを請け負う広告代理店などのライター、企業に所属しない個人事業主すなわちフリーランスとして活動するライターもいる。

このうち副業にしやすいのは、フリーランスだろう。個人のWebライターが仕事を受注するには、案件紹介サイトのクラウドソーシングサービスが便利だ。

業務内容や単価など自分に合った条件の仕事を見つけやすく、無料で登録できるサイトがほとんど。駆け出しの頃は条件の良い案件を受注することは難しいが、実績を積んで信用度を上げると高単価の仕事も任せてもらえるようになる。

まずはタイピングやWord・メールの操作など、基本スキルを身につけるところから始めよう。さらに文章力や読解力、発想力を磨き、特定の分野(医療や製造、教育など)に詳しくなれば言うことなしだ。

インフルエンサー

インフルエンサー
インフルエンサーの活動はビジネスとして定着している。

SNSに限らず、SNSやブログ、Youtubeなどでフォロワーを持ち、何らかの影響力を持つ人のこと。

フォロワーとの絆が、何よりの武器

SNSやブログ、You tubeによる情報発信を通じて多くのフォロワーを持ち、社会に影響力を持つインフルエンサー。動画サイトの広告収入やブログのアフェリエイトが収入源だ。

確かな報酬を得られるのは、企業案件(PR案件)。企業から依頼を受け、商品やサービスを利用し、感想を動画や写真にアップする。

企業案件で稼いでいるインフルエンサーには、タレントやモデルなど有名人が目立つ。一方、ブログで成功しているインフルエンサーには一般人も多い。

写真や動画の撮影・編集・加工を行ったり、SNSや動画サイトへの投稿を行ったりする技術が前提だ。そのうえで、フォロワーを増やすアイデアや企画を生む発想力が求められる。

コンテンツ投稿後、フォロワー数の増減やコメントも含め、どれくらいの影響があったかを分析する姿勢も欠かせない。

ちなみに、フォロワー数の多さがすべてではない。数百万人フォロワーを有するメガインフルエンサーは、影響力の幅は広いがフォロワーとのつながりはそれほど深くない。

企業案件を受ける場合、PR投稿を閲覧する人が多くても必ずしも直接的な購買にはつながらないことがある。むしろ特定ジャンルの情報拡散性が高いのは、フォロワー数では一ランク下のマイクロインフルエンサーともいわれる。

ARデザイナー

ARデザイナー
ARデザイナーは社会全体が活動領域になるはず。

ARのテクノロジーを用いて現実世界を拡張する新しいクリエイターのこと。

新しい時代のニーズがこれから見込まれる職種

ARのテクノロジーを用いて現実を拡張するクリエイターを、ARデザイナーまたはARクリエイターという。AR(Augmented Reality)とは、デジタル情報を組み合わせて現実世界を拡張する技術。

位置情報を読み込むゲームアプリ「ポケモンGO」や、フィットネスのゲームのほかアートやイベント、Tik TokやインスタグラムなどのSNSにも活用されている。

VRと言葉は似ているが、それぞれ異なる技術だ。VR(仮想現実)は人工的な仮想空間をつくり、ARは現実空間を拡張する。ARは、あくまでもリアルな現実を主体とするデジタル技術といえよう。

ARコンテンツを制作する仕事内容は、企画、CGモデリング、エフェクト、プログラミングなど幾つかの業務に分かれる。

それらすべてを行えるジェネラリストも存在するが、基本的には各業務をスペシャリストが担当し、全員で協力してコンテンツをつくり上げていく。

ARデザイナーになるためには、モデリングやエフェクト、プログラミングなど専門的な知識・スキルが必要だ。

特に、多くのARコンテンツで用いられているゲームエンジン「Unity」「Unreal Engine」や、「C#」「C++」といったプログラミング言語、3DCGの制作スキルも専門学校などで学ぶ必要がある。

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DX時代に注目されている仕事

AIエンジニア

AIエンジニア
ニーズは高く、高収入が見込める。

AIエンジニアは、ITシステムを実装やそれを支える基盤の稼働を実現できる人材。

AIを使って企業を支える、社会に貢献する

機械学習によって人間のように判断するシステム=AIに関わる技術開発を行うのが、AIエンジニアだ。役割は、Pythonなどの言語を用いる「AI開発」、AIにデータを入れ精度を上げる「学習」、運用AIを検証する「分析」の3つ。

それら手順を踏んで洗練されたAIを、企業が活用する。つまりAIエンジニアは、AIの開発を通し、企業課題の解決に貢献しているわけだ。

活躍の場には企業や大学、研究機関がある。近年、自働車をはじめ医療や金融、製造など幅広い業界でAIは取り入れられるようになり、AIシステムの開発会社も増えている。

一方そういう営利目的ではなく、社会全体をより良くするためAIの研究開発に取り組むのが大学や研究機関である。

既にある技術の応用より新しいAI技術を生み出す研究の機会が多い。今後は、専門知識を活かしAIエンジニアを育てる教育者も必要とされていくだろう。

AIエンジニアに求められるのは機械学習やディープラーニングの知識、Pythonを中心としたプログラミング言語スキル、データ解析に必要な数学知識など。便利な資格にはG(ジェネラリスト)検定やE(エンジニア)資格、Python3エンジニア認定、統計認定などがある。

ビジネスアーキテクター

ビジネスアーキテクター
ITの視点でビジネスを構築する際に欠かせない職業だ。

ビジネスアーキテクトとは、ビジネスの視点からデジタル技術の導入時に全体設計ができる人材のこと。

ITを活用したビジネス戦略を考案する

ビジネスアーキテクター(ビジネスアーキテクト)は、ビジネスの視点から、デジタル技術の導入時に全体設計ができる人のこと。そもそもアーキテクトとは、設計者を意味する。

建築でいえば、大工のように実際に作業をするのではなく、建築物を設計し必要な技術を検討したり、適格な施工業者を選んだりする。

つまり、プロジェクトが実を結ぶように知恵を出す役割がアーキテクトだ。ビジネスアーキテクターは、「どのテクノロジーをいかに使い、ビジネスを成功させるか」に特化した職業といえよう。

ビジネスアーキテクターはITに詳しいビジネスの専門家なのだが、とはいえITに関する専門的な知識やスキルが必須というわけではない。

あくまでも「ビジネスの専門家」だからだ。むしろ経済や経営に精通しているほうが望ましい。

ビジネスアーキテクターに必要とされる能力は、ITビジネスのトレンドやテクノロジーの活用事例を常に把握しておくアンテナ力と、そういった業界の動向を踏まえてビジネスにITを取り入れる応用力である。

新しいテクノロジーとビジネスの関係に好奇心が強く、その化学変化によって企業経営をサポートしたいと思う人にはぴったりの仕事だろう。

データサインティスト

データサインティスト
昨今、もっとも注目されている職種のひとつ。

データサイエンティストとはビッグデータから新しい知見を導き出し、価値を創造する

情報の海で舵を切る、ビッグデータ時代の船乗り

ビッグデータから新しい知見を導き出し、価値を創造するのがデータサイエンティストだ。統計やアルゴリズムなどを解析するITスキルを駆使してデータを分析し、企業のマーケティングや課題解決に役立つ提案をする。

デジタル技術の進歩とともにインターネットやスマートフォンが全世界的に普及し、企業が収集・蓄積できる情報量も急速に増えている。

その中で、膨大なデータを処理・活用できるデータサイエンティストの需要も高まりつつある。

Webショッピングや動画配信、サブスクリプションなどを利用する際、ユーザーの興味・傾向を想定したコンテンツを勧められた経験は誰しもあるはず。

情報化社会の今、あらゆる業界で情報分析のプロフェッショナル・データサイエンティストが求められている。

業務としては、ビジネス課題の解決や、企業内のIT部門と他部門の連携強化などをデータ分析を介して行う。分析を企画→情報を収集→データを解析→業務に反映というのが基本的な流れとなる。

データサイエンティストに求められる能力は、基礎数学や機械学習などのデータサイエンススキル、環境構築やプログラミング、セキュリティなどのデータエンジニアリングスキル。

もちろんビジネスのスキルもそなえていることに越したことはない。

サイバーセキュリティスペシャリスト

サイバーセキュリティスペシャリスト
これからは企業単位で必要とされる職業といえる。

ITシステムをサイバー攻撃の脅威から守るセキュリティ専門の人材。

サイバー攻撃を阻止する、正義のホワイトハッカー

ITシステムをサイバー攻撃の脅威から守るセキュリティの専門者が、サイバーセキュリティスペシャリストだ。近年、社会全体がITをインフラとして取り入れるようになった反面サイバー攻撃の頻度も増え、やり口は巧妙化を極めている。

その社会的な課題を解決するために、サイバーセキュリティスペシャリストが求められている。

国家資格としては、「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」がる。これは、システム設計・開発のサポートやサイバー攻撃の調査・分析などを行う、ホワイトハッカー向けの資格だ。

情報処理安全確保支援士は、セキュリティに強いシステムの構築・運用や、安全なインターネットサービスの提供を行う。

資格を活かせる仕事には、サイバー犯罪を取り締まる公務員サイバー捜査官や、企業のセキュリティを守るセキュリティエンジニアがある。

また、依頼されたシステムを開発するシステムエンジニアにも、セキュリティの専門知識は役立つだろう。資格を取得するには、試験合格後、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)へ登録する必要がある。

UI/UXデザイナー

UI/UXデザイナー
新しいテクノロジーといえども人にとって使いやすいことが重要。

UI/UXデザイナーは顧客との接点に必要な機能とデザインを検討し、システムのユーザー向け設計を担う。

需要、急拡大!デザインの最先端を仕事に!

UI/UXデザイナーは、顧客との接点に必要な機能とデザインを検討し、システムのユーザー向け設計を担う職種である。UIとは、サービスや製品をユーザーが利用する際の外観や使用感などである。

UXは、ユーザーが製品やサービスを利用する前後も含めた総合的な体験である。

UI/UXデザイナーが誕生したのは、ユーザーによって利便性の高いサービスを実現するために、近年WEBサイトやアプリなどのデザインが特に重要という背景がある。

UI/UXデザイナーは、使い勝手の良いサービスを提供することが求められる。ユーザーにストレスを与えないように注意しなければならない。

なぜなら、UI/UXによってサービスの使い勝手が決定し、その結果がビジネスに直接影響するからである。

Indeedの職種別年収・給与によると、UI/UXデザイナーは平均年収600万円程度。一般的なWEBデザイナーが450〜500万円であることと比べても、高い水準が保たれている。

ITストラテジスト

ITストラテジスト
これからのビジネスはIT発想が大事になる

DXやICTシステムに関する戦略策定や事業企画を行う。

ゆくゆくは、企業の情報システム責任者

ITストラテジストは、DXやICTシステムに関する戦略策定や事業企画を行う職種である。業務を通して事業革新や業務改革の実行や、新規サービスなどの創出を実現することが目的である。

そして、そのなかで後述するシステムアーキテクチャーなどへの指導を行う。事業企画にも携わるため、企業のビジネスの成否に関わるほどの強い責任が求められる。

サービスに関わる上位者であり、その分多くの収入が得られる。

ITストラテジストは経済産業省のITスキルの区分においてレベル5程度に位置するため、900万円前後の年収が平均である。

ITストラテジストとして経験を積み成果をあげれば、CIOやCTOのような企業における情報システムの責任者やITコンサルタントへのステップアップも可能となる。

システムアーキテクチャー

システムアーキテクチャー
システムアーキテクチャーはいわばビジネスにおける小さな革命家だ。

システム全般を統率し、仕様策定や要件定義、アーキテクチャ設計を牽引するシステム全般を統率する。

ステップアップで高度なエンジニアへ

システムアーキテクチャーとは、システムの設計者。システム全般を統率する役割を果たすことが仕事である。

さらに上位者に位置するITストラテジストによる提案を受けて、仕様策定から要件定義、アーキテクチャ設計を牽引する。

そして、SEやエンジニアにシステムの実装などを指導する。システム開発の上流工程を主導する立場であることから、より高度な知識や技能が求められる。

経済産業省の調査によると、システムアーキテクチャーの年収平均は778.2万円である。SEやプログラマとしてキャリア経験を積みながらシステムアーキテクトなど上流工程を目指されたい。

またシステムアーキテクト試験という国家資格が存在するため、スキルアップの際にチェックされてみるのはいかがだろうか。

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独立や開業などで活躍できる仕事

チューター

チューターとは、簡単にいうと個別指導をする人だ。複数の人を一度にまとめて指導する教師(ティーチャー)と違い、チューターは1対1で各自をサポートする。

ファンドレイザー

NPO法人(特定非営利活動法人)や公益財団法人など、非営利団体の活動を実行するにあたって必要となる資金を集める。

トラックメイカー

トラックメイカーとはボーカルのないインストゥルメンタル曲をつくる音楽家のことである。ダンスミュージックを軸にヒップホップ、R&B、ダンス、ポップス、アーバン、レゲエなどさまざまなジャンルの曲を制作し若者たちの流行の最先端を生み出す。

コンセプター

存在する商品に付加価値を与えるのではなく、核となるコンセプトを設計図として商品を生み出す。モノをつくる手法が移ろいゆく中で注目されるのがコンセプターの存在だ。

デジタルキュレーター

デジタルキュレーターは、インターネットにおいて情報を収集・整理し、それによって新たな価値や意味を付与して共有する仕事だ。

ファシリテーター

会議やミーティングで、潤滑油のような役割を果たすのが、ファシリテーターだ。組織内あるいは組織間の意見交換の場で、一人ひとりの発言を促し、問題を整理し、議論を実りあるものに導いていく。企業の一ポジションとしてばかりではなくフリーランスとしても、ファシリテーターは活躍している。

インタープリター

自然公園や都市公園、自然学校やエコツアー、各種ミュージアムなど、人々が自然にふれる場所で、自然環境や自然遺産の意義を伝える。

オプトメトリスト

眼科学をはじめとする幅広い知識と専門技術を駆使し、視力ケアに取り組む仕事だ。

ショコラティエ

チョコレートそのものを作るのではなく、チョコレートを使ってスイーツを作る職人で、洋菓子の本場・フランスでは国家資格とされるほど国民に尊敬されている。

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おわりに

仕事、職種といってもいいだろうが、実は、同じ仕事をしていても、その内容は本人次第でかなり違うことが多々ある。例えば、ウエイトレスやウエイターなど、ひとくくりに説明することはできるだろうが、プロ意識を持って仕事すれば、個人ごとに身につくスキルは大きく違ってくるはずだ。

仕事の内容を極めれば、ウエイターであってもフードプレゼンターなどと、自分で名乗っても構わない。主体性をもつことで、どんな仕事でもそれがやりがいやスキルアップにつながるのだ。

もし、転職を考えているならば、本当にその仕事が自分にあっていないなだけなのか、何か工夫すべき点はあるか、習慣的に仕事をしていないのかなど、よくよく分析してみることが大事だ。どのような仕事であっても自分の視点を持つことで新しい道が見つかる。

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