行動力とは
行動力とは、課題や目標など思い描いたときに、なんらかの行為を能動的に行う力のことである
行動力を調べてみると、目的のために積極的に行動する力、とある。行動とは、あることを目的として、実際に何かをすることだ。
行動力がある人の特徴として、挙げられることの多い特長は「スピード感がある」「フットワークが軽い」「好奇心が強い」「失敗を恐れない」「目的のためにコツコツできる」の4つだ。
ただ、行動力には、間違ったことでもすぐに動き出してしまう面もある。これは、一見するとムダな行為としても捉えられるが、その行動は、長期的な視点でみると必ずしもマイナスにはならない。
むしろ、長期的な夢や理想を実現するには、数多くの失敗をした方が、より確固なものとして打ち立てられることがある。
人は最短で結果を出すのを良しとしがちであるが、必ずしもそれが長期的には良いとは限らないからだ。
行動力の特徴は、実行力にも関わる。実行力も何かを実現するための力に違いないが、必ずしも能動的、自主的とは限らない。
ビジネスでは、上司からの命令を粛々とこなせる人がいる。こうした人は実行力に優れているといえる。一方、行動力のある人は、上司の命令を待つまでもなく、動き出すことが往往にしてある。そして、失敗してもめげずに目標にチャレンジする。
行動力のある人の特徴は、それぞれが相乗効果を発揮する。「好奇心が強い」と「フットワークが軽く」なり「スピード感」が出る。スピード感がでると失敗がでてくる。しかし「目的のためにコツコツできる」「失敗を恐れない」という特徴からいずれゴールに到達する。
これらの特徴はすべて実行力につながっている。行動力の上に実行力が成り立っているといえよう。実行力がないと悩んでいる人は、まずこれらの行動力の特徴を意識してみてはどうだろうか。