社会人力

ビジネスに必要な「情報力」とは、情報を収集して分析し、活用する力のこと。ネットやSNSの情報だけでなく、書籍や雑誌などから情報を得ることも大切である。また、実際に人にあって得る生の情報は特に有用だ。

「取材力」とは、取材先と良好な関係を築き、情報を引き出す力のことを指す。会話の流れの中で、相手の持っている知識や経験的なことなど、自分が知りたい情報を聞き出す。取材対象との距離を縮めるために、事前に取材先のことを調べておくことは欠かせない。相手の興味あることを予測し、質問のネタを準備しておく。

仕事が終わらないときに役立つのが「退勤力」だ。退勤力は、上司の目を気にせず、退勤する鈍感力とは違う。その原則は、仕事の優先順位を付け、テキパキと日中に仕事してしまう力のことだ。

人生をリセットするには欲望を損切りすることであり、その源泉になるのが無欲力だ。無欲力は、いうなれば不要な欲望を損切りする力のことをいう。現代社会にはさまざまな誘いがあり、知らず知らずに本当に必要なことが得られていないことが多い。不要な欲望を切り捨てて本質的な楽しみや喜びを見つけ出すのに無欲力は不可欠なのだ。

ビジネスにおける表現力とは相手の心と共感する技術のことである。一般的に表現力とは自分の感情や思考、思想などを他者に伝える力のことである。 表現方法はさまざまで、文章や絵、声、表情、行動など伝える。 ビジネスではプレゼン力や説得力に必要な能力であり、文学や音楽、ダンス、絵画、演劇など、芸術的な活動における行動も指す。

労働とは、物品やサービスなどの生産物をつくるために使う人間の能力のこと。人間が自己の内部に存在する肉体的・精神的能力を用いて、目的意識的に外部の自然に働きかける。それによって生活手段や生産手段などを人間に役立つように変化させる活動ともいえる。