就活は情報を活用する
情報戦といわれる就活。これをかしこく進めるには企業情報の収集がカギとなってきます。
就活生はみな、採用傾向、企業風土、過去のESや面接の内容など、さまざまな情報を目に通すことになるかと思います。もしあなたが就活に悩みを抱えているのであれば、情報収集に力を入れることで解決できるかもしれませんよ。
本記事では企業情報の集め方、それを活用する方法を解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- ESや面接の通過率が芳しくない
- 持ち駒を増やす方法を知りたい
- 就活についていろんな不安がある
- おすすめの就活サイト・サービスを知りたい
就活解禁に出遅れても、5月半ばに大企業内定できた秘訣とは?
筆者の周りで「納得内定」の先陣を切った友人・賃金上げ郎さん(仮名)に、就活と納得内定の秘訣を聞いてみました。
実は就活解禁、つまり3月頭まで何もしてなくてですね……
え? 面接対策とかインターンも?
それどころか自己分析もしてなかった(笑)自分の場合は大企業しか目になかったし、アピールポイントもすぐに見つけられたからよかったけど、自己分析は早く手をつけるべきだったなあ〜
やっぱり自己分析は大事なんだな〜。それで一番最初にはじめたのは?
まずは各業界・各企業の情報収集! マイナビとかリクナビ、採用サイトを駆使して、四季報を読み漁って、企業情報をExcelにまとめてたよ。
前に実物を見せてもらったけど、企業の強みと弱み、就活生に何が求められているのかを細かく分析しててびっくりした!
もちろん闇雲に会社を調べていたわけじゃないよ! 自分は大企業の指標の1つとして、日本市場の純利益ランキング100位以内の企業に絞ってた。
大前提として、仕事に求めるものは十人十色なので、就活に勝ち負けは存在しません。ただ、賃金上げ郎さんをはじめ、希望条件を何一つ妥協せずに入社できた人に共通するのは、やはり情報収集に長けていたところだと思います。以下に3つ、情報収集のポイントをまとめてみました。
企業情報から自分のキャラをつくる
求める人物像によくある「コミュニケーション能力が高い人」という表現。
しかし、一口にコミュニケーション能力と言っても、営業職に求められる力と、窓口業務に求められる力と、品質管理に求められる力では、必要なコミュニケーション能力が違っていますよね。
それと同じように「営業職」という募集だったとしても、業界や商材、企業文化が異なるA社とB社では、欲しい人材にも違いが生じてくるのです。しっかりと企業研究を行って、その会社にマッチしそうな態度や発言、自己PRを意識してみてください。
ナビサイトを使い分ける
情報収集には人や書籍、インターネットとさまざまな手段がありますが、最もお手軽かつ役に立つのはやはり就活サイトです。賃金上げ郎さんはマイナビジョブ20's やリクナビ、ワンキャリア、みん就などを積極的に利用していたそうです。
就活ノートは不要?
就活ノートや企業研究ノートを作成して、企業情報を手書きで管理している人もいるかと思います。「細かい作業が好きで、就活の息抜きついでにやっているよ〜」という人はいいのですが、「面倒だけどやらなきゃ……」と義務感に駆られているのであれば、わざわざノートを作る必要はありません。
賃金上げ郎さんのようにWordやExcelでの管理をおすすめします。一度テンプレを作成してしまえば、企業情報を得るたびに流し込むだけで完了。時間に追われる就活中は、使い慣れているソフトを使うのがベターです。
まとめ
- 就活の99%は情報収集
- 企業情報には選考を突破するためのヒントがたくさん
- 就活サイト・サービスの使い分けは必須
- 自分が必要とする情報を手に入れられるものを選ぼう