オタク力とは
「オタク力が高い」とは、かつては、アニメや漫画、ゲームなどの趣味に情熱を注いでいる人が発揮する力のことを指していたが、今では自分の世界に没頭できる力と解釈されている。
オタ活という言葉も生まれており「オタク=個性」と捉えられ、様々なジャンルや属性が存在している。
俳優・女優オタ、ミリオタ(軍事)、K-POPオタ、鉄道オタク(鉄ちゃん、鉄子・鉄)、カフェオタ、声優オタ、美容オタ、ジブリオタ、ジャニオタ(ジャニーズ)、ゲームオタ、ガンオタ(ガンダム)、珍オタ(阪神タイガース)・・・などがある
マイナビの調査では、10代女子のオタク率は86%にも上る。
そのほか、こだわりが強い、こだわりを貫き通すなどもオタク力といえる。
「オタク力」が高い人と「低い人」の違いも明確だ。オタク力が高い人は、自分の好きなものに情熱を注げる人。つまり、オタク力とは高い専門性を発揮する能力のことであり、優れた没頭力のことでもある。
しかし、オタク力が高いと言えば、自嘲的な自慢であることが少なくないのも事実としてある。
オタク力がない人は、逆説的に好きなものがない人、何に対しても興味を持てない人を指す場合がある。
そういう視点から「オタク力」が高い人が、好きなことを仕事にすると驚異的なパフォーマンスを出し、モチベーションも高く維持できる。
「オタク力」があっても、好きなことが仕事になっていない場合は「仕事ができない人」になることもある。
オタク力のある人の魅力とは、自分の好きなことを追求することで輝きを発することだろう。また、同じジャンルのオタ活をしている人同士の間にはリスペクトも生まれる。
その強い個性が魅力となって、ときに周囲の人を巻き込み、その場所にはなくてはならない人になる。そうした力の源になるのが「オタク力」なのである。