フリーランサーがSNSで仕事を得る方法
TwitterやInstagram、You tubeなどをビジネスツールにしているフリーランサーが増えています。目的は大きく分けて2つ、集客とコミュニケーションです。SNSによる集客で仕事が生まれ、クライアントとの連絡でもSNSを用いる人が多くなっているのです。
この記事では、フリーランスの人がSNSでセルフプロデュースを行い仕事を獲得する方法を解説します。それらを10の鉄則でまとめています。
SNSにはどんな力があるのか?
SNSを使った集客のメリットは、気軽に無料で行えること。効果的に情報を発信することで、クライアントから仕事を持ちかけられたり、フリーランス仲間から仕事を紹介されたりと新しい仕事につながります。また、フリーランス仲間が見つかりやすいのもSNSの魅力です。フリーランサー向けの仕事やセミナー、交流会などの情報共有や、励まし合いは、孤立しがちなフリーランサーの支えになります。
SNSは、仕事や人脈をつくる上で実に便利なツールなのです。
SNSによるセルフプロディースとは
フリーランサーにとってSNSは、自分を宣伝できる名刺のようなもの。工夫次第では新規クライアントからの受注も期待できる、セルフプロデュースにうってつけのサービスです。
もちろん企業もSNSで宣伝を行っています。「マーケティングにコストをかける企業には敵わない」と思う人がいるかもしれませんが、むしろ、その逆です。SNSでは、フリーランサーが企業と肩を並べて自分をアピールできます。誰もが情報の発信者・受信者となれるSNSは、企業と個人が同じ土俵に立ってプロデュースを行える、開かれたフィールドです。
では、フリーランサーがSNSでセルフプロデュースをする場合、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。
鉄則1. 自分に合ったSNSを使う
SNSにはいろいろな種類があります。その中で、自分の仕事やサービスを展開させやすいSNSを知ることが大切です。
拡散性の高さや情報伝達の速さ、文章・画像・動画のバランスの良さならTwitter、視覚情報に強く、ポートフォリオのようにも使えるInstagramなど、それぞれの特徴があります。
どれか一つに絞り込むのもいいですし、複数のSNSを使い分けることができれば新しい顧客や人脈が生まれる可能性も高くなります。
初心者の方は、まずは各SNSを使ってみて、自分にしっくり来るものを見つけましょう。ただし、その媒体で、業務を得たい会社のアカウントの有無は確認しておきましょう。
鉄則2. SNSを仕事の窓口にする
紙の名刺には、名前や肩書の他に、連絡先も載っていますよね。言うまでもなく、仕事のやり取りをするために必要だからです。SNSによるセルフプロデュースでも同じ。
自分に興味を持ってくれた人が仕事を依頼しやすいように、プロフィール欄には連絡先を入れておきましょう。社会的な信頼度も高まります。
Eメール、SNSのダイレクトメッセージ、ブログなどから仕事の窓口を複数決めます。そして、SNSのプロフィールにブログのアドレスやコンタクト方法を明記しましょう。
Eメールに関しては、迷惑メールが来ることが予測されますので、SNSでは直接示さず、ブログなど別に導線を配置した方が無難です。
鉄則3. フォロワーを増やす活動をする
フォロワー数は、セルフプロデュースの強力な武器となります。フォロワーが多いということは、人々からの注目度が高く、社会への影響力も強いということ。「このフリーランサーに仕事を頼んでみよう」と思ってもらいやすくなります。
フォロワー数を増やすには、どんな仕事をしているのかが分かる情報を、定期的に発信し続けること。過去の実績も、スキルとコミュニケーション力のアピールになります。ただし、著作権に関わる案件もあるので、事前にクライアントに確認しておきましょう。
また、新しいアイデアやスケッチ、作業風景などの画像アップもおすすめ。文字より画像のほうが、即効的なインパクトがあります。
フォロワーは3000が目安です。相互フォロー、フォローバックは最初の50-100程度で、以降は、自ら働きかける以外は自然増を狙います。
twitterなら1tweet1フォロワー増くらいのイメージで価値ある情報提供に努めましょう。
鉄則4. トレンドを意識する
フォロワー数を増やす工夫として、旬な話題を投稿で扱うという方法があります。とはいえ、しっかり論じる必要はありません。
話題のキーワードを取り入れるだけで閲覧される可能性が高くなり、フォロワー数の増加にもつながります。
Twitterのホットワードや検索サイトに表示される関連キーワードなどを日ごろからチェックしておきましょう。
トレンドは、社会のトレンドというより、自分が狙うべきマーケットのトレンドに関わることがベストです。情報発信者であることを自覚しておきましょう